感心したコピペ

1 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 20:41:39.54 0
犬:この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。
この家の人たちは神に違いない!

猫:この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。
自分は神に違いない!


4 :从o^ー^从御飯喰 ◆DD1TPxQGe. :2007/05/07(月) 20:44:47.15 0

         r ‐、 
         | ○ |         r‐‐、 
        _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君! 
       (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  早起きは三文の得というが、 
       |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  今のお金にすると60円くらいだ。 
      │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  寝てたほうがマシだな。 
      │  〉    |│  |`ー^ー― r' | 
      │ /───| |  |/ |  l  ト、 | 
      |  irー-、 ー ,} |    /     i 
      | /   `X´ ヽ    /   入  | 


6 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 20:52:05.87 0
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって… ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」


17 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 21:10:59.75 0
アメリカの調査結果により、パンはとても危険な食べ物だということがわかった。
以下がその理由である。

1) 犯罪者の98%はパンを食べている
2) パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、テストが平均点以下である。
3) 暴力的犯罪の90%は、パンを食べてから24時間以内に起きている。
4) パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、後に水だけを与える実験をすると、
  2日もしないうちにパンを異常にほしがる。
5) 新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる。
6) 18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、平均寿命は50歳だった。
7) パンを食べるアメリカ人のほとんどは、重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない。


21 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 21:19:53.26 0
ほら勝利宣言しろよ。みんな敗走したぜ?でもな、その実態は単に
お前の性格の悪さがウザくてみんな白けて散ってったんだよ
中学生のときよくそういう仕打ちを受けただろ?
盛り上がってた場にお前が加わったとたんみんなため息混じりに
「おまえ空気読めよ」「何でそういう事言うかな」って去ってくの
そしていつもいつもそうだから皆がお前を避けるようになり孤立して
いじめられてると感じて不登校になって今のひきこもり生活があるんだよな
ネット越しでそういう批難が聞こえなくなって勝利と勘違いしてるようだが
お前は苛められたあの頃から全く変わってない嫌われ者なんだよ
まぁネットなら電源切っちゃえば他人になるんだし今の勘違いによる
勝利感は続くだろう。しかしお前がネガティブな書き込みを続けて
スレから誰も居なくなったとき、勝利宣言をする前に思い出してほしい
お前の発言に白けて皆が去っていくあの中学校の教室での嫌な空気をな


26 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 21:29:01.28 0
俺はハウスが好きだ。
名作劇場のスポンサーだったから好きだ。
スポンサーなのに番組に口を挟まなかったから好きだ。
スポンサーなのに、CMにキャラクターを使わなかったから好きだ。
ネロ「パトラッシュ・・・お腹がすいたね・・・」
パト「そんな時には、ハウスのカレー!!」
ネロ「グレイト!!」
とかなかったから、ハウスが好きだ。


41 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 22:11:08.06 0

                               水の巻(伊賀忍法) 
                              / 
             水野裕子 ―― 水野真紀 
          /                    \ 
    水野久美  《こいつら見分けつかないよな》  坂井真紀 ―― サカイまちゃあき 
          \                    / 
            水野美紀 ―― 酒井美紀 
           / 
       水飲み機 


43 :名無し募集中。。。:2007/05/07(月) 23:37:40.76 0
○朝、母親に起こして貰えず遅刻しても、泣きながら学校へ通った女の子。
○学校給食が唯一のごちそうだった女の子。
○たまに与えられる食事はカップラーメンで、近所で家畜用のパンの耳を貰って 美味しそうに食べていた女の子。
カップラーメンのお湯が無くて、途方に暮れて外をとぼとぼ歩いていた女の子。
○お湯がどうしても手に入らないときは、カップラーメンを生で囓っていた女の子。
○汚い洋服を着せられて、風呂にも入れて貰えず悪臭を漂わせていた女の子。
○給食代や修学旅行の積立金を払えなくても、母親をかばおうとした女の子。
○真冬雪が降る中、外に出されて震えているのを、近所の人が見かねて車に乗せようとしても母親に気を遣ってかたくなに拒んだ女の子。
○十円玉と一円玉が数枚入った、小さな青い財布を宝物のように大切にしていた女の子。
○店先で無料の飴を貰うとき、自分の分の他に必ず母親の分も貰ってうれしそうにお礼を言った女の子。
○親子同伴が条件のプールへ一人で行って入場を断られたとき、母親の病気のことを説明して母親の悪口は誰にも言わせまいとした女の子。
○母親と出かけた時、母親に話しかけても手を差し伸べても無視され続けた子。
○お菓子を手に入れたときは自分で食べずに近所の大人に「これ、あげる。」と言って、会話の相手になって貰おうとした女の子。
○やさしそうな山菜取りのお年寄りに、会話の相手になって貰えるとうれしくてその後をついて歩いてしゃべり続けた女の子。
○いつも一人でしゃべりながら、いつも一人で遊んでいた女の子。
○下校時間、同級生のグループからぽつんと離れて、一人でとぼとぼ家路をたどっていた女の子。
○ブランコ乗せてくれたり遊んでくれたり、小さな子にとっては優しいお姉さんだった女の子。
○特定の男の子に背中蹴られたり顔に雑巾ぶつけられたり執拗な苛めを受けても、黙ってそれに 耐えていた女の子。
○苛められても何を言われても黙って下を向き、時々涙をぽろぽろと流していた女の子。
○学校の作文で「ママはおからだがよわいのであたしがおかねをかせいであげたいです」と書いた女の子
○お正月に母親に自分で作った紙のお年玉をあげたら外に夜中まで放り出された女の子


55 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:18:13.48 0
王将のチャーハン食った。
まずかった。
大声で「まずい」と叫んだ。
厨房の置くから「どうすりゃええねん」と若い男の声が聞こえてきた。
あわてて「ねぎはうまく切れてる」とフォローを入れた。


64 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:32:16.16 0
140 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/03/19(日) 11:05:10.74 0
加護、涙の謝罪
   ↓
辻登場。加護を無言でみつめる
   ↓
加護、辻に向かって黙って頭を下げる
   ↓
辻。いきなり加護の頬をひっぱたく
   ↓
そして2人は抱き合って泣く
   ↓
吉澤・石川登場
   ↓
4人で抱き合って泣く
   ↓
I Wishが流れる
   ↓
会場号泣


68 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:35:49.07 0
バイトから帰宅すると、父が「一緒に飲まないか」と話しかけてきた。
滅多に飲むことがない父にしては珍しいな。いや、そもそもこんな早く帰宅することが珍しいぞ。
不思議に思いながらも、父の手に握られた一升瓶の「越乃寒梅」のラベルを見て、つきあうことにした。

この越乃寒梅は頂き物だが、父が大事にしまっていた貴重品だ。
それを開けるというのだから、なにかよほどいいことでもあったのだろう。
コップを持ってきて、父の前に置き、なみなみと越乃寒梅を注いでやった。
そして自分のコップに注ぎ、手に取り、父と乾杯をしようとした。

ところが父は、コップの中央を見つめたまま、微動だにしなかった。
俺は、父さんどうしたの、と、声をかけようと思ったが、言葉がでなかった。
父が、泣いていたからだ。
見てはいけないものを見てしまった。

しばらくは息を吸うことも吐くこともできなかった俺だが、意を決し、
精いっぱいおどけて「いただきまーす!」と言い、目の前のコップの酒を一気に飲み干した。

「やっべ、マジうめー!父さんも飲みなよ!」俺は無理やり、父にコップを持たせた。
父はぎこちなくつかむと、静かによどみなく、酒を飲み干した。
父は、泣き笑いのような奇妙な表情で、旨い酒だなぁ。と言った。
そして、顔をふせると、再び肩を震わせ、泣きだした。

「父さん…なにがあったんだよ。俺でよかったら言ってくれよ」俺は言った。
父はしばらく泣いていたが、やがて静かに口を開いた。

「紺野が…こんこんがモーニング娘。を辞めるって…大学受験だって……」
すべてを理解するのには、時間がかかった。いや、それは一瞬のことだったのかもしれない。
しかし俺には、永遠のように感じられた


71 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:37:49.28 0
数年前、マクドナルドでバイトの女の子に対して通常とは逆の順番で注文したらどうなるか試した人がいた。
つまり「店内で、バニラシェークのMサイズと、
マスタードソースのナゲットとポテトのSサイズとチーズバーガー下さい」という風にね。
すると、レジの女の子はすっかり頭が混乱してしまって、
何度も注文を聞き返し、おまけに最後に「店内でお召し上がりですか」と聞いたそうだ。

面白い。

そこで、僕も試してみた。
「店内で、ペプシコーラのMサイズと、ポテトのMサイズ、あとフィッシュバーガーをお願いします。」
バイトの女の子は顔を挙げて言った。
「あいかわらずの性格ね。」
別れた彼女だった。
「僕らの時間も逆にたどれないかな?」
突然泣き出す彼女。
「おい、いきなり泣くなよ。こんなとこで・・・・」
「ごめん。でも逆にたどるなら、始まりは涙でしょ?」

僕はまわりの目も気にせず、彼女にキスをした。


73 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:38:35.04 0
「これ、恋人のカオリ」
初めて彼女をこの家に連れて来られた時、私はガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。
私とアキラが同棲し始めたのは6年前の事だ。
高校から一人暮らしを始めるアキラが、寂しいからという理由で昔から仲の良かった私を
このマンションに半ば強制的に連行したのが始まりだった。
「はじめまして、カオリです。」
そう行儀よくお辞儀したカオリは、アキラにはちょっと勿体無い位可愛かった。
顔にも口にも出さなかったが、内心私は複雑だった。
私のほうがアキラを知ってる。笑っているときも落ち込むところも、この女より、よく知ってるのに。

アキラとカオリが付き合いだした馴れ初めは、たったひとつのキスかららしい。
元々大学で仲が良かった二人だが、ある日とうとうアキラの理性がぷっつり切れてキスをした。
これでカオリに万一ほかに好きな人でも居たら一大事というかシャレにもならないが、
強運にもカオリもアキラが好きだったらしい。目出度く両想いになったそうだ。
…たった、キスひとつで変わる関係なら、どんなに良かっただろう。

「な?言ってた通り可愛かったろ、『カオリちゃん』。」
カオリが帰った直後玄関を振り返って、自慢げにアキラがふふんと笑った。
ああ、可愛かったよ、長い間連れ添った私なんかよりあのコを選んだ位なんだから。…可愛くないと、納得いかない。
「拗ねんなよ、バカ」
よほど態度に出ていたのか、アキラは笑って、いつものように私に軽くキスを落とした。
…キス、たったひとつで、変わる関係だったら、どんなに、良かっただろう。

キスなんて何回もしているが、関係が変わったことなんて、ない。
…なんだかふいに悔しくなって、私はみゃあ、と鳴いてやった。


83 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 00:57:09.79 0
冬は必ず春となる
この世の有りと有らゆる事柄には必ず最良である時がやってくる
先ずは今日一日待て、一日待てば三日待てる次は十日だ
十日待てば一ヶ月、一ヶ月待てば一年待てる一年待てば五年待つのだ
五年待てば十年、十年耐えれば五十年は大丈夫である
そのまま臨終まで待つが良い。
棺桶には今まで使っていた箸・茶碗と共に新しいPCを入れて
供養するであろう。  戒名 今迄不買院絶耐堪居士


91 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 01:08:42.88 0
14 名無しさん@お腹いっぱい。04/08/11 13:58 id:uSaUbmk4
ソバめし丼

とりあえず焼きそば作る(インスタントでも可)

焼きそばをみじん切り。無心で刻め。ソースをしっかり絡めろ。

あつあつごはんに盛る。盛大に盛る。

玉子をかける。メシの熱で半熟になる。

さらにソースやらマヨやらをかける

(゚?゚)イラネ

15 名無しさん@お腹いっぱい。sage 04/08/11 13:59 id:uSaUbmk4
(゚?゚)イラネてなんだorz
(゚д゚)ウマーの間違いです


120 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:04:25.61 0
ある男はろくに働かず、毎日ふらふらしていた。
自分の死期が近いことを悟っていた彼の父親は、
遺産をただ息子に譲るだけでなく、
息子が一生懸命働くように改心させたかった。
そして、それでもどうしても首が回らなくなったときだけ
金を受け取れるよう、一計を案じた。

その男は父親の死後、手紙と鍵を受け継いだ。
手紙には、「どれだけ頑張っても報われなかったら、
この鍵で扉を開けてみなさい」と書かれていた。
父に養ってもらえなくなった彼は、その後頑張って働いてみたが
生活はよくならず、困った末に手紙のとおり部屋の扉を開けてみた。
そこには天井から首吊り用のわっかが作られたロープが下げられているだけで、
他には何も無かった。
「死ねって言うことかよ!」
男は憤慨し、それからは心を入れ替えてがむしゃらに働いた。
それでも、生活が良くなることは無かった。
男は心底絶望を感じ、例のロープで自殺を図った。
しかしロープに体重がかかると天井が崩れるように仕掛けがされており、
その上に隠してあった父の貯金が大量に彼の上に降り注いだ。


122 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:09:16.89 0
ホラー映画を見てたんだが、あまりにも恐すぎて、
本当に怨霊が出て きそうだったので、
テレビの音量を下げようとリモコンを押したら画面に


「オ ン リ ョ ウ」


ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!


123 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:17:48.33 0
紺野「マコトなに頼む?」
小川「あ〜、同じヤツでいいや」
店員「ご注文よろしいですか〜」
紺野「じゃ、カレーライス2つ」
小川「んじゃ私もカレーライスを2つで」


125 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:19:56.20 0
練炭【れんたん】

今話題のアイテム。
TVCMで見たサンマが美味しそうだったので
庭先で七輪を使ってサンマを焼こうと、コンロや
燃料を売ってるところにチャリで炭と七輪を買いに行った。
すると店のおじいちゃんに炭と七輪の使用目的や職業等を
こと細かく聞かれ、店の奥の座敷に通されておじいちゃんと
おばあちゃんと俺の三人でお茶を飲みながらおじいちゃんの
人生や世の中についての熱い想い等を聞き、不覚にも涙し、
最後には「頑張れよ」と肩を叩かれて胸がいっぱいになって
帰宅した。っていうか炭と七輪は買えなかった。


130 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:32:13.34 0
ジェリーが大人になった頃トムはもうこの世にいませんでした.
トムは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき,
こっそりジェリーの前から姿を消しました.
ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです.
トムはジェリーの心の中ではずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです.

トムがいなくなったのに気づいたときジェリーは悲しみはしませんでしたが,
退屈になるなと思いました.
トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから.
胸の奥が不思議にチクチクはするのですが,それが何なのか,
ジェリーにはよくはわかりませんでした.
トムの願い通り,ジェリーの心の中でトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手でした.

そんなある日ジェリーの前に一匹の猫が現れました.
トムよりのろまで体も小さい猫です.
喧嘩相手のトムがいなくなって寂しかったジェリーは,今度はこの猫を
喧嘩相手にしようと考えました.
そこでジェリーは,穴のあいた三角チーズが仕掛けられたねずみ取り
利用して,その猫に罠をかけることにしました.
いつもトムにしていたように.


132 :名無し募集中。。。:2007/05/08(火) 02:32:43.66 0
ジェリーは物陰に隠れて,ねずみを求めて猫がねずみ取りの近くに来るのを待っていました.
そして思惑通り猫が罠に向かって近づいてきます.
ジェリーはしめしめと思いました.
いつものように,自分がねずみ取りにひっかかるふりをして,逆に猫をねずみ取りにかけてやるんだ.うふふ.
手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が頭に浮かび愉快です.

でも,その猫はトムではありません.
猫はチーズの近くまで来たとき,ジェリーが出てくるより早く美味しそうなねずみの匂いに気づき,
目にもとまらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました.
ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが,
トムよりのろまなはずの猫にすぐに追いつかれてしまい,体をガブリと噛まれました.
ジェリーも噛みつき返しましたが,トムより体が小さいはずの猫は平気です.

血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で,本当は鼠が猫と喧嘩して勝てるわけがないことと,
いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして,
わざとジェリーを捕まえないでいたことを,そのとき始めて知ったのです.
トムの大きな優しさと友情に気づいたのです.
そしてトムがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました.
かけがえのない友を無くした悲しみでした.

ジェリーの魂が体を抜けた時,空の上には優しく微笑みジェリーを待っているトムがいました.

「また喧嘩ができるね」

「のぞむところさ,今度こそは捕まえてやるぞ」
                                                          .